アジサイ眼科


アジサイ眼科

Ajisai Ophthalmology Clinic

結膜炎は他人に迷惑をかける

細菌性結膜炎は、あまりうつらないなんて呑気なことを言っている人もいますが、同じ家族内の子供の兄弟間で次々と同じような結膜炎になっているのを良く経験します。

結膜炎なんて目薬をてきとうにやっときゃいいんダロ?目薬だけくれればイイヨ?なんて思う人もいるかもしれません。


そんなんじゃ良くならない時もあるし、再び結膜炎になります。
医療費の無駄です。


結膜炎の一番の治療は目薬ではないのです。
目薬の話をする前に、必ず気を付けて欲しいことを一通りお話しています。


ただ、マレに話を一蹴するような残念な人もいます。
人に迷惑を掛けるから話をしているのですが、自分だけが困っている、他人に迷惑を掛けることなんて気にもしないとでも言わんばかりです。


その先には保育園の閉鎖、職場の閉鎖が待っているかもしれません。

本日の手術

今日は、白内障手術を9件、眼瞼下垂手術(挙筋前転法)を1件行いました。
全員問題無く行いました。


手術の順番は、基本的に申し込んでもらった順番に公平に決まっています。
手術日に必死にイオンが開く前から並んでいても、手術の順番は変わりません。
ただ、手術の術前採血検査で感染症が分かった場合は、最後の順番になります。
あとは、翼状片など結膜手術や、眼瞼の手術は白内障手術が終わった後か、同じ日に複数いる場合は最初と最後とになります。


年内の手術枠は12/20がまだ空いていますが、他は埋まっています。
年始は、1/10、1/17は埋まっています。
年内に手術を希望の場合は、連続で両目は難しいですが、まだ片目だけでも予定を組むことは出来ます。

仕事のコスパ

昨日手術した方々は全員経過良好です。


昨日は患者さんにとってのコスパの話をしました。


今日は自分の仕事としてのコスパの話をします。


医師は、いつ、医科の全診療科どれを名乗っても良い職業です。
(歯科医師は、歯科と口腔外科のみです)


僕も明日から、眼科と心臓血管外科が専門!なんて訳の分からないことを言っても良いことになっています(笑)

ただ、以前も書きましたが、1つの科を極めるだけでもかなりの修業が必要ですので、学生、研修医の時に、少なくとも合わない科だけは自分の危機管理上、考えていました。


誰しも、自分が一番大事です。
自分の生活と健康が成り立って初めて、社会へ役立つ仕事が出来ると思います。


診療科によっては、手術しない科もあれば、手術も全身麻酔が必要・不要、手術時間も短い・長い、術後管理も外来か・短い・長い入院か、すぐに結果が出る治療か、色々あります。


僕は子供の頃から立ち続けることが苦手で、朝礼だの長時間の見学だの途中で気持ち悪くなるか・ならないか、それだけで一杯一杯でしたので(笑)、長時間立ち続ける仕事は無理だろうなと思っていました。


性格的に細かい仕事、自分が集中する仕事を座ってやるなら得意なので、眼科の手術、これは良い!と(笑)
手術の結果も99%は喜んでもらえますので、お互いWinWinで楽しく仕事をしています。


長時間の手術、懸命に治療をしても命が助からない・合併症が残る、仕事が多過ぎて病院から帰れない・帰宅して休日のはずが緊急患者さんが来たら病院に行かなきゃいけない、そんな僕には合わない診療科の先生を本当にスゴイな!と思いますし、それを続けられるのはその悪条件と思ってしまうのも苦にならない・仕事を楽しめるからなんだと思ってました。


しかし、他のDrのブログを見て、驚愕しました。


「やりがいは感じても、この仕事を心の底から楽しめる人は絶対にいないと」

ああ、どんなに強い精神力、体力があっても大変なものは大変なんだなと思いました。


僕は医師の仕事もコスパが大事だと思います。


無理をしていると自分の体を壊したり、訴訟を起こされたり、仕事が出来なくなる確率が高い診療科があります。


そのような診療科の先生が仕事を続けられるかは、受診する患者さん、家族の協力も必要だと思います。


夜も寝ずに働いていそうな診療科の先生には、是非、特に感謝の気持ちを持って、受診、お見舞いに行ってもらいたいです。


そうしないと、受診したくても、診療科自体が無くなってしまうかもしれません。