アジサイ眼科


アジサイ眼科

Ajisai Ophthalmology Clinic

クリアファイルでフェイスシールド

フェイスシールドの作り方も色々出ています。


ポイントは、頭とフェイスシールドの間に隙間が空かないことが大事だと思います。


そして、手に入り易い材料、簡単な加工で作れることが良いと思いますが、
一つのハードルは、シールドを固定するフレームだと思います。
3Dプリンターで作ったとか、チタンやジュラルミンで作ったというのは、
素晴らしいとは思いますが、一般には作れないので、考えました。

フレームに使うのは、ポリプロピレンの板にしました。
塩化ビニル板でも、ステンレスのステーでも何でも良いと思います。

・クリアファイル
・隙間テープ(両面テープが張られたスポンジ)
・両面テープ
・両面テープが張られたマジックテープ


これで作っていきます。

ポリエチレン板は980mmの長さを使って、2cm幅に切りました。
クリアファイルは、1枚ずつに切って分けました。
隙間テープは、クリアファイルの幅(30cmくらい)に合わせて切りました。


大体で良いので、この切り出した材料の中央に印を付けておきます。

両面テープを、クリアファイルの幅の半分の長さに切って、
端から中央までに貼ります。
中央近くの両面テープの剥離紙を少しだけ剥がして切ります。

ポリエチレン板の中央と、
クリアファイルの中央の位置をキレイに合わせて、
ちょっとだけの両面テープで軽く固定します。

こうすると、残りの剥離紙を剥がせば、接着する時にズレにくいです。

クリアファイルの上から隙間テープを貼ります。
これも中央を合わせればキレイに接着出来ます。

あとは、頭に巻いてみて、長過ぎる分だけポリエチレン板を切って、
マジックテープを貼ります。
マジックテープはちょっと太かったので、半分に切って細くしました。
もちろん、マジックテープを貼る面は、ポリエチレン板の表側と裏側で貼ります。

これで完成といえば完成ですが、
見え方が曇って見えにくくて、
クリアファイルは思ったほどクリアでは無かった!のでした。


見えるように顔を上げたのではフェイスシールドの意味が無いので、
改良しました。

クリアファイルの内側部分を切り取り、
クリアファイルの外側部分をフレームとして使い、
代わりに食品用のラップを貼りました。
これで見え方も全く不自由は無いです。


近々スタッフに試着してもらって、良ければ増産して使っていこうと思います。