安くてウィルスにも有効な消毒
今日は流行性角結膜炎の大人が2人、子供が1人来ました。
多くの場合、2週間~1ヶ月は学校、仕事に行けなくなりますので、大人が感染してしまうと本当に最悪です。
消毒はどうすれば良いですか?と熱心に聞いてくれた人がいたので、このブログを見ている方にもお勧めを書きます。
アルコールも有効ではありますが、ウイルスとアルコールの種類によっては有効でない可能性もあるので、500ppm次亜塩素酸をお勧めします。
アルコールより格段に安いですし。
まず、100円くらいで売っているキッチンブリーチです。
通常は5%前後の次亜塩素酸となっています。
何か飲んだ後の500mlのペットボトルです。
ペットボトルキャップ1杯は約5mlです。
ペットボトルキャップ1杯のキッチンブリーチをペットボトルに入れ、水道水で全体を500mlにします。
100倍希釈で、0.05%(500ppm)の次亜塩素酸が出来ました。
あとは、500mlの霧吹きですが、100円のものだと漏れたり壊れたりするので、200円くらいの園芸用などを勧めます。
500ppm次亜塩素酸を霧吹きの中に入れて、結膜炎の人が触れたものにシュッシュ掛けて拭き取るか、ペーパータオルなどに吹いて拭き取ってください。
注意は、ビニール手袋などをして作業することです。
手が荒れそうなのと、感染源を素手で触らないためです。
それと、次亜塩素酸の漂白作用、金属腐蝕があるので、大事な色物、金属モノに掛からないようにしてください。
アジサイ眼科でもシュッシュしてますが、自宅でも便利なのでキッチン台や水道蛇口や魚料理したまな板・包丁にもたっぷりシュッシュしてます。
ステンレス系は錆びるより水垢が落ちてキレイになってます。
結膜炎対策だけでなく、これからの季節、インフルエンザ、ノロウイルスも流行ると思いますので役立つと思います。
ちなみに、ノロウイルスでの吐物、汚物の場合は、キッチンブリーチをペットボトルキャップ2杯で全体を500mlに希釈の1000ppm次亜塩素酸を使ってください。