誰もがスーパーマンじゃない
現状では、コロナ治療は、決まったものはなくて、
いくつか、選択肢の中から、
症状に応じて、
Drの経験なども踏まえて、
探りながら選択していると思われます。
まだ、点滴治療が外来で行えないとか、
効果がありそうな薬だけど適応外使用で、
コロナに対しては容量も決まってないとか、
グレーゾーンが多いところです。
元々、在宅医療を行っている施設で、
コロナも積極的に治療をしていれば、
今回の在宅メインでコロナ治療に変更の日本政府の方針に対しても、
今までと対して変わらない話です。
しかし、これまで在宅医療を行っていない、コロナの治療をしていない施設が、
急にやれと言われても、そうそう準備出来ないと思います。
夜中の2時に苦しくなったと電話されても、誰もが対応出来るとは思えないです。
コロナ治療ガイドラインを簡単明確に決めて、
急変時の対応も、〇〇の地域は〇〇病院に連絡するとか決めて、
どこの内科でも対応出来るような準備をしてから、
外来メインでコロナ治療をしていこう!と言うのなら、
誰もが納得すると思います。
何もバックアップ体制を整えないで、
数少ない孤軍奮闘出来る人が、
ほら みんなもやったら良いでしょっていう話ではないです。