何だか知りませんが、
スーパードクター？
白内障名医の題名？
でテレビ出演の依頼の電話がありました。

実はマンションの押し売りなのかも知れないし、
偽取材を行って、お金を取る詐欺なのかも知れないし、
本当のところは分かりません。

でも本当にテレビの取材でも困るので断りました。

なぜかって？
もう目の前の患者さんの対応で一杯一杯、
待ち時間が長くなってしまって、
これ以上混んで既存の患者さんに迷惑を掛けたくないからです。

それと、テレビを見て色々期待して来る人は、
まずお断りしたいキャラクターだからです。

不満に感じていることを、
耳に心地良いことだけを医師もスタッフも言って、
自分が期待している方法で解決することを期待して来られても、
間違いなく、期待外れに終わります。

白内障名医だとテレビで祭り上げられても、
チン小帯断裂で落ちかけている白内障なんて誰がやっても普通には手術出来ません。
なんだ！名医なのに手術出来ないのか！
なんて怒られても困ります。
そして、悪態をついて、悪評を喚き散らされること間違いありません。

医学的には全て正しくても、
診察の待ち時間が長ければ失敗、
スタッフや医師の言葉、雰囲気が一つでも気に入らないことがあれば失敗、
と患者側からは思われるのが、医療機関です。

僕は、眼の状態を早く、良くすることを一番の目標で仕事をしていますので、
何が何でもコンタクトをしたい人なんかには、全く合いません。
プラチナカード以上のコンシェルジュにでも聞いて、
他の素晴らしい名医に素晴らしい対応を受けて下さい。

僕は名医だなんて言われて良いことなんて何も無いと思っています。
名医だから何でも希望を叶えてくれるなんて思われても困りますから。

片田舎のショボい眼科ですよ。