何度も記事にしていますが、エンジン付きの草刈り機を使用する時は、
ゴーグルを掛けないと失明するリスクがとても高いです。

石や、コンクリートに刃が当たると、
石やコンクリートの破片、
刃が欠けた破片が飛んで、
最悪は眼を突き破ります。

今日、その犠牲になった眼を診ました。
草刈り機を使用中、何かが飛んで、
角膜を突き破り、
虹彩を突き破り、
水晶体を突き破った状態でした。

角膜の真ん中にスパッと切れた切れ目があり、
虹彩には穴が開いており、
その奥から、水晶体の中身が出てきていて、
前房(角膜～水晶体の間)に、
虹彩色素と、水晶体の中身が舞っていました。

ここまでの受傷をしてしまうと、
早く手術をして治療しないと失明するばかりか、
見えているもう片目にも影響が出て、そちらも見えなくなったり、
感染症を起こし、全身に感染が広がれば、命にも係ります。

ヘルメットをかぶり、
ゴーグルをして、
草刈り機を使用しないと、本当に危ないです。