手術ロボットのことです。

泌尿器科、消化器外科、産婦人科、呼吸器外科、心臓血管外科など、
このダビンチを使った内視鏡手術が行われています。

ダビンチは、高額な機械です。

＞１台の価格は約2億5000万円で、年間維持費が約2000万円

とのことです。
ダビンチの特許が切れれば、他社からも同じような機械が売られ、
価格競争されるであろうということです。

しかし、ダビンチを使ったからと言って、全ての手術が簡単になる訳が無いですし、
人間の臓器、血管、神経走行は、人によっても多少のバリエーションもある上、
強度が全く違う場合もあります。

ダビンチだろうと従来の内視鏡だろうと、
全てが想定内で終われれば良いでしょうが、
それで対応出来ない場面が起こった場合、
その対処が他の方法に切り替えて間に合えば良いですが、
間に合わないことがあったら困ります。
ロボット手術の単価が安くなったからといって、
医師側は何でもかんでもダビンチでやってみよう！ではいけないと思いますし、
患者側もダビンチなら傷も出血も少なくて簡単なんでしょ！とは思わない方が良いです。