先日、シュレッダーから、ガガガガガガとすごい音がしていました。
モーターは動いていても、刃が回転していない感じで、
ギアと軸受けが滑っているのかと予想しました。

真似しないで欲しいですが、超能力で原因部位を摘出しました。

ギアの歯の一部が欠けているので、
ギア同士が噛み合わないために、モーターの動力が空回りしていました。

しかし、この設計には闇を感じました。

他のギアは金属を使って、ストレートカットギアなのに、
このギアに限ってプラスチック製で、ヘリカルギアになっています。

経年変化でプラスチックが脆くなり、
シュレッダーの刃に負担が掛かれば、
そのうちヘリカルギアの歯が折れる、予想された設計としか言いようがありません。
このギアが壊れるだけで、他が危険な壊れ方をしなければ、
リコールや裁判にはならないでしょう。

壊れなければ、新しいシュレッダーは売れません。
分解修理禁止にして、日本国外生産として部品の在庫は日本に無いから、
修理は不能、新規購入するしか無い、
とすれば定期的にシュレッダーは壊れて、結果的に売れることになります。
このギアさえ交換すれば、使用出来るようになるのに。

〇〇ータイマーなんて昔言われた、壊れるべくして壊れる物作りなんですね。

人が死ななければ、効果が無くても売れるサプリメントと同じく、
人が死なないように、そのうち壊れるシュレッダーの話でした。