アジサイ眼科


アジサイ眼科

Ajisai Ophthalmology Clinic

ラジオパーソナリティー

毎朝聞いているラジオ番組があります。


その番組のパーソナリティーが、
コロナ感染して、
入院していました。


入院、退院後の加療中の1~2ヶ月は、
他の人が番組を担当していました。


そろそろ体調が戻ったということで、
自宅からリモート放送をして、元気そうでした。


今日から、ラジオ局に出勤して、復帰出来たと喜び、喜ばれていました。


コロナ感染して、大変な状態になりながらも、
また仕事が出来るようになって、大変喜ばしいことだと思います。




うーーん


しかし。


聞き間違え?と思ってましたが、
また今日も同じことを言っていたので、
聞き間違えではなかった、
考え直してもらいたいことがあります。


6/19の県を越える移動が解禁になったということで、
岩手県の実家に法事のために、移動したそうです。
稲が緑で、自然に癒されて良い思い出になったそうですが、
岩手の人達は、気が気ではないと思います。

まだ岩手県はコロナ感染者ゼロです。
ゼロになっている理由もありそうと思いますが、ゼロです。

そこで、岩手県の人達は、
誰もがコロナ感染第一号になりたくなく、
必死です。


もし、コロナ感染第一号になってしまったら、
すぐに、どこの誰か分かってしまう上、
あげく、東京から親族、知り合いが訪ねてきていた、なんてことが分かったら、
東京コロナを呼び寄せ、撒き散らした!と思われ、
もう、その地には住めなくなる、と非常に心配している訳です。


コロナは、


感染していても、無症状の場合があり、


感染して、発症して、症状が無くなっても、コロナを排出し続けている場合があり、
長いと2ヶ月以上排出している場合があります。


東京はコロナが蔓延していますので、
再び感染者になりクラスターになっても、
また東京か!と思われるだけですが、
岩手でやってしまったら、
他人の人生を取り返しの付かないものに変えてしまうかも知れない、と
現状では、それくらいの配慮が必要だと思います。


それと、
ラジオ番組の話に戻りますが、
一度、内科を受診して治療を始めたけれども、
39度の発熱があって、ヤバそうなリスナーからのメールが読まれた日がありました。
パーソナリティーが、それに対して、
救急外来か、他の病院に行くかしてね!
と言っていましたが、


コロナ疑いで、救急外来に行ってはいけません!
病院がコロナが来ると準備していない状況で、
コロナを受けてしまったら、
病院スタッフがコロナ感染する可能性があるので、
大迷惑です。
九州の方で、70歳代の人が、
事前に連絡無く、コロナなのに救急外来を受診して、
多数のスタッフに感染させた事例がありました。


コロナ疑いは、
まず保健所に相談しましょう。


都道府県によっては、
PCR検査センターが設置されている場所もありますので、
それも調べると良いです。